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車買取における「査定」とは、いわば「見積もり」に当たります。
車を実際に見てもらい「買取は〇〇万円です」と金額を提示してもらう、これが査定の流れです。
ところが、その際、買取店は「見積書」を出してはくれません。
私も初めて車の査定を受けたときは、そのことに驚きました。
こんにちは！
GOODBYE CARの岡田です。
というわけで今回は、車査定の見積書を出してくれない買取店側の事情について見ていきましょう。
見積書を無料で手に入れる方法も一応あるので、その点については後半で紹介します。
※なお、遺産相続や債務整理、事故による価格落ちの証明などで「正式な査定書」が必要な場合は、以下の記事を参考にしてください。
車の正式な査定書が欲しい！相続・債務整理・事故による価格落ち証明で必要な方へ 
車買取店が査定の見積書をくれない2つの理由
たとえば「車の購入」や「引越し」のときなどは、まず見積書を出してもらい、そこで提示された条件をふまえて検討しますよね。
しかし前述したように、車の買取ではその「見積書」を出してもらえないんです。
理由として、買取店には以下の2つの事情があります。
【理由その1】
見積書が他店との交渉に使われてしまうから
買取店が見積書を出さない一番の理由は、他店との交渉材料に使われてしまうからです。
たとえば以下の図のように、A社が出した見積書をB社に見せて交渉されたら、A社としては勝ち目が薄いですよね。
買取店は、このような展開で契約を取り逃すことを嫌います。
だから、見積書は出さずに口頭だけで査定額を提示するようにしているんです。
ちなみに、「この場で決めていただければ…」と即決を迫ってくる営業マンが多いのは、他社に行かせないようにするためです。
【理由その2】
オークション相場の変動に伴い査定額も変わるから
また、車の買取額は業者オークションの相場に応じて算出されるため、その変動具合によっては1ヶ月後の査定額が大きく下がることも考えられます。
ですから、相場変動のリスクを考えると、買取店は基本的に「査定から1,2週間以内」の買取金額しか約束できないんです。
つまり、「その後の査定額はどうなるか分からない」という意味で、買取店は見積書を出さないともいえます。
以上が、査定の見積書がもらえない理由です。
※査定の段階では「見積書」は貰えませんが、契約時は金額がきちんと記載された書面を出してもらえます。
車査定の見積書を手に入れる方法
上記の理由から、ほとんどの買取店では見積書を出しません。
ただ、見積書を入手する方法も無くはないので、ここではその手段を2つご紹介します。
1．オートバックスで査定を受ける
実は大手買取店のなかで唯一、オートバックスは「買取見積書」を発行してくれます。
私も近所のオートバックスで査定を受けてみましたが、たしかに見積書はもらえました。↓
査定額の有効期限は5日間ですが、書面として欲しい場合は一番確実な方法になります。
2．ディーラーで下取り査定を受ける
買取店ではありませんが、新車ディーラーなどで見積もりを取るのも一つの手段です。
その際、ディーラーでただ買取査定を受けるのではなく、新車見積もりを取るついでに「下取り査定」をお願いするんです。
そうすれば、下取り価格（査定額）が載った見積書がもらえます。↓
ただ、新車見積もりが前提になるので少々面倒ですし、正確には「査定見積書」とは言えません。
まとめ
車買取店では、査定自体は無料で気軽に受けられます。
しかし、「他店との交渉に使われる」「相場変動により、その後の金額が約束できない」といった理由から、買取の見積書はどこのお店でも貰えないのが普通です。
ただ、見積書がなくても、車を売るうえで大きな支障にはなりません。
要は、何社か査定を受けて、どこが高く買い取ってくれるかハッキリさせれば良いだけの話です。
その際は『無料一括査定サイト』が大変便利なので、ぜひ使ってみてくださいね。
クルマの売却価格は、お店によって数万〜数十万円もの差が生じます。
ですから車を高く売るためには、何社か査定を受けて条件のいい買取店を探す必要があります。
そこで便利なのが『カービュー(carview)』の愛車無料一括査定です。
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