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「ディーラーで下取りに出した車は、その後どうなる? 追跡ってできるの?」
大切に乗ってきた愛車ですから、下取りで引き取られたあと、どこへ持っていかれて、どう処理されるのか気になりますよね。
こんにちは!
GOODBYE CARの岡田です。
ディーラーで下取りに出した車はその後、「他業者への転売」「自社販売」「廃車」といった行方を辿るのが一般的です。
というわけで今回は、下取り車のその後と、行方を追跡できるものなのか、その辺りについて詳しくみていきましょう。
ディーラー下取り車のその後の行方は?
ディーラーは、新車を販売するお店です。
しかし、顧客から引き取った下取り車を他業者や次のユーザーに転売することで、しっかり利益も上げています。
その方法が、冒頭でもお伝えした以下の3つです。
【その1】
他業者へ転売する
下取り車の行先として一番多いのは、オートオークション(業者が参加できる中古車オークション)に出品されるケースです。
年式の古い車や人気のない車種は、自社販売しても売れ残る可能性があります。
そういう場合、ディーラーはここで他社へ転売するわけです。
オートオークション会場は全国にあり、日曜以外は各地で毎日開催されています。
そのオークションには、国内の中古車販売店はもちろんのこと、海外のバイヤーや輸出業者も多く参加しています。
ディーラーとしても、下取り車をてっとり早く転売できる「オートオークション」は非常に重宝しているんです。
【その2】
中古車として自社販売する
一方で、状態のいい車や人気車種はオークションへ出品せずに、ディーラーは自社の展示スペースや販売ネットワークで一般客へ転売するケースもあります。
オークションを介さずに次のユーザーへ直接転売したほうが、ディーラーとしても儲けが増えるからです。
ただ、下取り車を在庫として抱えるにも管理コストがかかるため、ディーラーはなるべく早く転売したいと考えます。
ですから、パッと売りさばけないような中古車は、自社販売ではなくオートオークションに出品されることが多いです。
【その3】
廃車にする
かなり古い車や事故車などは、中古車として転売するのが難しい場合もあります。
そのような下取り車は、ディーラーが廃車を手配することになるでしょう。
ただ、その場合でも、ディーラーは廃車後の還付金を受け取るか、廃車買取業車へ転売して儲けを出すことができます。
- 他業者へ転売する
- 中古車として自社販売する
- 廃車にする
以上の3つのが、下取りされた車の “行方” です。
ディーラーの顧客としては、今の車を下取りに出せば買い替えが非常に楽ですよね。
しかし、ディーラーとしてもただサービスの一環として下取りを行っているわけではなく、利益がしっかり見込めるからこそ車を引き取っているということは理解しておきましょう。
下取り車の行方を追跡することは可能か
下取り車をどう処理するかは、基本的にディーラーの判断になります。
ただ、下取り車の “気になるその後” を追跡する方法がないわけではありません。
たとえば、下取り車がオートオークションに出品され、滞りなく流通すれば、1ヶ月前後でネット上の中古車情報にも掲載されるはずです。
カーセンサーやグーネットなどのサイトで車両を検索すれば、同じような車が見つかるかもしれません。
(車台番号は載っていないので、自分が売った車だと断定するのは難しいです)
あるいは廃車にされる場合でも、自動車リサイクルシステムのホームページから処理状況を調べられます。
ただ、ディーラーが自社販売する場合は、その店舗で展示されるケースは稀です。
なぜなら、売り手がもしスペアキーを持っていれば盗難のリスクがありますし、その車の販売価格を見て「下取りが安すぎる」なんてクレームにもなりかねないからです。
なので、ディーラーが独自の販路で転売する場合は、下取り車のその後を追跡するのは難しいでしょう。
また、下取り車がオートオークションに出品されるケースでも、海外へ流れれば追跡はできません。
ちなみに、この事に関してディーラーの営業担当の方に直接質問したことがありますが、以下のような返答でした。
下取りに出した車って、その後どうなるんですか?
業者へ引き渡しちゃうので、その後どうなるかはちょっと・・・
というように、下取り車がネットで掲載されているのを運良く見つけられることもありますが、行方を確実に追跡するのは難しいのが現状です。
【そもそも論】
ディーラーで下取りに出すのは本当に正解?
ここまで、下取り車の「その後」について説明してきましたが、基本的には転売か廃車と考えておきましょう。
さて最後になりましたが、そもそもの話、ディーラーで下取りに出すのが本当に得する方法か、あなたは考えたことがありますか?
というのも、前述したように、ディーラーは下取りした車を中古車業者や一般ユーザー、廃車買取業者へ転売しているわけです。
であれば、車をわざわざディーラーで下取りに出さなくても、あなた自身がその転売先へ直接売ればいいのではないでしょうか?
そうすれば、車は断然高く売れます!
実際、それらの業者や一般ユーザーへ車を直接売る方法もあるので、ここで紹介しておきますね。
❶中古車業者へ売る方法
まず、中古車販売店や街の買取店に売りたい場合は、『カービュー』の無料一括査定を使うと便利です。
カービューには全国の中古車業者が加盟しており、近くの候補店にまとめて買取査定を依頼することができます。
つまり、査定額を何社か比べることで、一番高く買い取ってくれるお店を選ぶことができるわけです。
私もよく使うサービスですが、ちなみに前回は車が30万円も高く売れました!
下取りより確実に高く売れるので、ぜひ試してみてください。
❷一般ユーザーに直接売る方法
あるいは、プロに任せられる自動車フリマ『カババ』を使って、個人間で売買するのもオススメです。
個人売買なら業者を介す必要がないため、その分、車がかなり高く売れるからです。
中古車の個人売買に不安を感じるかもしれませんが、面倒なやり取りやクレーム対応などもカババに全部お任せできるので、安心して車を売れます。
買い手がすぐに付かないこともありますが、今の車を限界まで高く売りたい方にとっては注目のサービスです。
❸廃車買取業車へ売る方法
ただ、車両状態や古い車によっては、廃車を余儀なくされることもあります。
その場合、中古車として売るのは難しいですが、その代わり、廃車買取専門の『ソコカラ』を利用しましょう。
ソコカラは、どんな車でも買い取ってくれる廃車買取の専門業者です。
解体や手続きにかかる費用も無料で、しかもスクラップや部品、税金還付の価値をきちんと計算してくれます。
ですから、ディーラーでは0円査定だったり廃車費用を請求されたりするような車でも、ソコカラなら現金化できます。
下取り車は基本的に転売される
今回の内容で、ディーラーで下取りに出した車がその後どこへ行くのか、何となく想像はできたかと思います。
下取り車の行方を正確に追跡するのは難しいですが、中古車として国内流通する場合は、後々、中古車情報サイトで見つけられるかもしれません。
ただ、それよりも、私としては「下取り」という選択肢そのものを考え直すことをおすすめします。
前述したように、ディーラーで下取りに出しても車は高く売れないからです。
ですから、車をなるべく高く売りたい方は、今回紹介した方法を検討してみましょう。
「ディーラー下取りは安い」の真相。販売店の裏事情と安い理由に迫る!クルマの売却価格は、お店によって数万〜数十万円もの差が生じます。
ですから車を高く売るためには、何社か査定を受けて条件のいい買取店を探す必要があります。
そこで便利なのが『カービュー(carview)』の愛車無料一括査定です。
カービューは、利用実績500万人を越える業界No.1の車一括査定サイトです。
大手買取店を含む提携業者300社以上の中から最大10社まで査定額が比較できるため、車を最高額で買い取ってくれるお店が見つかります。
私も実際にカービューを使ってみたところ、車が30万円も高く売れました!
サービスの流れも非常にシンプルです。
しかもカービューは完全無料!
「とりあえず査定額を知りたい」という場合でもOKなので、ぜひ気軽に試してみてください。