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査定額を比較して、車を最高額で売る。
これが『車一括査定』のコンセプトです。
たしかに車を売る人にとって金銭的なメリットが大きいサービスではありますが、実際にどういう流れで利用し、そして本当に車が高く売れるのか、その辺りの実状が気になりますよね?
こんにちは!
GOODBYE CARの岡田です。
実は、私自身は「車一括査定」を何度も使ったことがあります。
直近では、12年落ちの修復歴車を一括査定に出しましたが、何とか13万円で売れました。
「たった13万円?」と思うかもしれませんが、買取相場が底値だった状況を考えれば、一括査定の効果があったのは間違いありません。
この記事は、今回の「車一括査定」を体験談としてまとめたものです。
一括査定をやってみようか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
今回一括査定で売却した車両を紹介
まずは、今回売ることになった愛車を紹介します。
7年前、約100万円で買った中古の『日産スカイライン』です。
しかし、現在では12年落ちと古くなり、しかも3年前の事故で「修復歴車」扱いになります。
さらに半年前の単独事故で、バンパーは傷だらけ…。
そして追い打ちをかけるように、コロナウィルスの影響による相場の大暴落。
正直なところ、厳しい査定結果になることは明白でした…。
実際、ネットで調べた買取相場は0円!
オートバックスでの査定も0円!
この時点で、心が折れかけたんですが…。
でも、いくら条件が悪いとはいえ、まだまだ現役の車が0円だなんて、、、納得できるはずもありません!
こういった経緯もあり、今回、車一括査定をやることに至ったわけです。
車一括査定ってどんなサービス?
ところで、あなたは車一括査定がどんなサービスかご存じですか?
ふつう、車の査定を依頼するには、自分でお店を探して、こちらから電話をかけて予約を取りつける必要があります。 (もしくはWeb予約)
ただ、車を高く売るために何社か比較しようと思うと、このやり方では面倒です。
そこで登場したのが、「車一括査定」サービスです。
全国の買取業者の中から近くの候補店が自動でピックアップされ、それらのお店に査定をまとめて依頼できる仕組みになっています。
これが、“一括査定” という名称の所以です。
しかも完全無料で利用できるため、車を高く売りたい人にとって非常に都合のいいサービスなんです。
車一括査定がどんなものか、何となくイメージできたでしょうか?
車一括査定の流れは3ステップ
さて、前置きはこのくらいにしておいて、ここからは車一括査定の体験記録を時系列で見ていきましょう!
サービスの流れは、基本的に以下3つのステップがあります。
要は「査定額を比べて一番高いお店を選ぶ」というだけの話なんですが、それを簡単にやれるサービスが『車一括査定』になります。
それでは、車一括査定の実際の流れをご覧ください。
【STEP1】
一括査定を申し込む
まずは、一括査定を申し込むところからスタートです。
車情報と個人情報をフォームに入力すると、以下のように候補店がリストアップされます。
ここで、査定を依頼する会社を選びます。
(チェックを外すと、候補から除外されます)
また、電話番号が正しいことを確認するために、「認証コード」がSMSで送られてきます。
そこに書かれた4桁の数字を入力しましょう。
これで申し込みは完了です。
【STEP2】
出張査定の日時を決める
申し込みが終わると、「上記で選択した買取店」から電話がかかってきます。
そこで出張査定に来てほしい日時を伝えましょう。
今回私の場合は、以下の6社7店舗が候補に挙がりました。
候補店 | 対応 | |
---|---|---|
1 | ウィーカーズ | 出張査定 |
2 | ネクステージ① | 電話のみ |
3 | ネクステージ② | 電話のみ |
4 | ラビット | 出張査定 |
5 | アップル | 出張査定 |
6 | カーチス | メールのみ |
7 | グッドスピード | 連絡なし |
ただ、12年落ちの修復歴車ということもあり、出張査定に来てくれることになったのは「アップル」「ラビット」「ウィーカーズ」の3社だけでした。
【STEP3】
査定額を比較する
次は、いよいよ査定本番です!
今回は時間をずらして、上記3社から査定を受けました。
【1社目】
アップルの査定結果
申し込み当日、さっそく来てくれたのは「アップル」です。
アップルでは何度も査定を受けていますが、人当たりが良く、良心的なイメージがあります。
ただ、次に来たラビットとバッティングしたせいか、踏み台にされるのを嫌がり、「あとで電話します」と言って早々と帰ってしまいました。
数時間後、電話で提示してきた金額は10万円。
- アップルの査定額:10万円
- 所要時間:30分
【2社目】
ラビットの査定結果
アップルのすぐあとに来たのが「ラビット」です。
明るい雰囲気の方で、まさに営業マンタイプでした。
「希望額ってありますか?」「オークションの相場がこの金額なんです〜」とあれこれ探り合いが続き、やっと提示した金額が7万円。
- ラビットの査定額:7万円
- 所要時間:60分
【3社目】
ウィーカーズの査定結果
次の日、一番あと出しで登場したのが「ウィーカーズ」です。
爽やかなイケメン風の営業マンでした。
ウィーカーズも「できるだけ安く買い取りたい」という気配があり、最終的に提示した金額は5万円。
「この場で決めてくれれば、もう少しがんばります」と言っていましたが、前の2社に比べて安かったので、ここは交渉を見送りました。
- ウィーカーズの査定額:5万円
- 所要時間:60分
こんな感じで、3社の査定は無事に終了。
そのあとの流れとしては、各社の査定結果を比べ、条件が一番良かった買取店と契約を進めるだけです。
車一括査定の結果まとめ
それでは、出張査定に来なかったお店も含め、今回の車一括査定の結果をまとめます。
ご覧のとおり、「査定に行くまでもない」と判断したお店は0円を提示するなか、出張査定に来た3社のうちアップルは10万円の値をつけてくれました!
買取相場は底値でしたが、それでも結構リアルな差が出ましたね。
このように一括査定で何社か比較すれば、条件のいい買取店は自ずとハッキリするわけです。
さらに、車一括査定は “比較前提のサービス” という特性上、申し込んだ時点で業者間の競争意識が高まり、査定額が底上げされるメリットがあります。
その一例をご紹介しましょう。
このように、査定額の差が数十万円になることも普通にあります。
ちなみに、私も別の車で一括査定をやったときは、リアルに差額が30万円になりました!
パッソの買取額が下取りより30万円UP!その手法と査定記録を全公開今回査定してもらった車は高額査定とはなりませんでしたが、一括査定が有効だということはお分かりいただけたでしょうか?
なお、今回は車一括査定サイトの『カービュー』を使いました。
カービューの特徴は、以下のとおりです。
- LINEヤフー株式会社が運営
- サービスの運用期間が業界で最も長い
- 利用実績500万人突破(業界No.1)
- 大手買取店と全社提携
- 地元業者を含めた全国300社以上と提携
やはり、車一括査定のパイオニアである『カービュー』は利用実績も豊富ですし、何より安心感があったので、今回利用するサイトとして選びました。
車一括査定をやってみたい方は、ぜひカービューをおすすめします。
リベンジ編!
2回目の車買取一括査定をやってみた
ただ、実のところを言うと、上記の段階では契約はしませんでした。
というのも、「もう少し高く売りたい…」と欲が出たからです。
そこで3ヶ月後、今度は本気で車を売るつもりで一括査定をリベンジすることに。。
2回目の一括査定では、別の3社を同じ時間に呼び、その場で競い合ってもらう作戦にしました。
いわゆる「合同査定」という方法ですが、これには以下のようなメリットがあります。
- 査定にかかる手間が省ける。
(各社からまとめて査定を受けるから) - プロ相手に交渉する必要がない。
(業者同士で駆け引きする状況になるから) - 各社がギリギリの金額を提示する。
(安い金額を出せば、その場で負けが決定するから)
要するに、時短かつ気楽で、車がさらに高く売れる方法なんです!
一括査定の申し込みは上記で説明したとおりですが、その際、各社が同じ時間に来るように出張査定を予約すればOKです。
というわけで、2回目の一括査定では「アップル」「カーチス」「グッドスピード」の3社が出張査定に来てくれました。
それぞれ絶妙な距離感を保ちつつ、査定は進みます。。
今回は3社がその場でバッティングする状況をあえて作ったため、査定額は名刺裏にそれぞれ書いてもらい、一発勝負の「入札方式」で決着を付けました。
そして、その結果がこちらです。↓
会社名 | 買取価格 | |
---|---|---|
第1位 | グッドスピード | 112,000円 |
第2位 | アップル | 110,000円 |
第3位 | カーチス | 89,000円 |
1回目の一括査定では最高10万円だったのに対して、わずかではありますがリベンジ編では12,000円アップしたことになります。
これで無事、売却先も決定です。
さらに後日、自動車税の還付金18,800円も受け取りました。
したがって、一度は0円査定を告げられた愛車のスカイラインですが、最終的には約13万円(買取額+還付金)で売れたことになります。
なお今回、車一括査定をやるまえに買取店(店舗)やディーラーでも査定を受けていたので、すべての結果をまとめて比較してみましょう。
査定方法 | 平均 | 最高額 |
---|---|---|
買取店(店舗)査定 (5社比較) | 5万円 | 8.1万円 |
一括査定 (3社個別) | 7.3万円 | 10万円 |
一括査定 (3社合同) | 11万円 | 13.1万円 |
ディーラー査定 | 6万円 | 8万円 |
ご覧のとおり、同じ車なのに査定方法(あるいは店舗)によって金額はバラバラでした。
このように差が生じたのは、やはり一括査定サービスを利用したことで業者間の競争意識が高まり、査定額をギリギリまで上げざるを得ない状況になったことが一番の要因です。
しかし逆にいえば、ただ査定を受けるだけでは安く買い取られるリスクが高くなってしまうわけです。
なぜ一括査定をやると車が高く売れるのか、おわかりいただけたでしょうか?
それでは、あらためて一括査定の利点をまとめます。
- 近くの買取店が自動で見つかる
- 選んだ候補店にまとめて査定依頼できる
- 査定額を比べて一番高いお店が選べる
- 各社が競い合うことで査定額が底上げされる
私の経験からも、一括査定サービスは手間が省けるだけでなく、車が高く売れる効果は確かです。
車の売却で損をしたくない方は、ぜひ試してみてください。
サービスを実際に使ってみた率直な感想
というわけで無事に一括査定も終わり、後日、土砂降りのなか愛車は引き取られていきました…。
今回、車を売るにあたり、一括査定を結局2回やることになったわけですが、総評として、サービスへの率直な感想を最後にまとめます。
・出張査定の予約が簡単!
まず、サービスのメリットとして、査定予約の手間が省けることが挙げられます。
ふつう、車の買取額を比較しようと思うと、お店を何社も回るか、1社1社に電話をかけて車情報や住所などを説明したうえで出張査定の予約を取り付ける必要があります。
しかし一括査定を使えば、たった1回の情報入力で、しかもサイト経由で査定を申し込めるので、手間を考えれば圧倒的に楽です。
・業者からの電話は余裕で対応できる
「一括査定に申し込んだ途端、業者からの電話が鳴り止まない」なんて口コミを目にします。
でも、このような事態になるのは、「サービスを詳しく知らない」「査定会社が多すぎる」「電話を無視する」といったことが原因です。
ユーザーが選んだ会社から電話がかかってくるサービスなので、そこを理解してうえで申し込みの段階で候補店をしぼり込めば、まず問題にはなりません。
・査定自体は省けない
一括査定を「ネット上で査定額を比較できるサービス」とよく勘違いされることがありますが、あくまでも査定を依頼するためのサービスです。
便利なサービスとはいえ「査定」自体は省けないので、その点は理解しておきましょう。
・車の買取額は確実にアップする
そして何より、車が高く売れるのは確かです。
比較前提のサービスなので、業者間の競争意識が高まり、結果的に「安く買い取れない状況」になるからです。
しかも、駆け引きの相手は【売り手↔業者】ではなく【業者↔業者】になるため、面倒な交渉も必要なく、案外気楽です。
今回の内容で、車一括査定サービスの実態がだいぶクリアになったかと思います。
そもそも、サービスを使っても使わなくても、車を売るには必ず「査定」を受ける必要があります。
であれば一括査定をやって、車を少しでも高く売ったほうが絶対に得ですよね。
クルマの売却価格は、お店によって数万〜数十万円もの差が生じます。
ですから車を高く売るためには、何社か査定を受けて条件のいい買取店を探す必要があります。
そこで便利なのが『カービュー(carview)』の愛車無料一括査定です。
カービューは、利用実績500万人を越える業界No.1の車一括査定サイトです。
大手買取店を含む提携業者300社以上の中から最大10社まで査定額が比較できるため、車を最高額で買い取ってくれるお店が見つかります。
私も実際にカービューを使ってみたところ、車が30万円も高く売れました!
サービスの流れも非常にシンプルです。
しかもカービューは完全無料!
「とりあえず査定額を知りたい」という場合でもOKなので、ぜひ気軽に試してみてください。