ベンツGLCのリコールを受けてきた!リコール検索や予約の手順も解説

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今回、メルセデス・ベンツから郵送されたきた、GLCのエアサスペンションにおけるリコールの案内。

車の使用上でとくに異変を感じたことはありませんが、「不具合の可能性があるため、修理依頼をお願いします」とのことでした。

こんにちは!

GOODBYE CARの岡田です。

というわけでこの度、メルセデス・ベンツ岡崎でGLCのリコールを対応してもらったので、その際の予約方法や当日の流れについてレポートしたいと思います。

今回のリコールは「エアサス」の不具合

国内・海外メーカー問わず、自動車のリコールはよく耳にしますが、自分の車が実際に該当したのは今回が初めてでした。

リコールの対象となった不具合の内容は、エアサスのコンプレッサの不良。

ちなみに、エアサスのコンプレッサはこの部分です。↓

エアサスのコンプレッサ

現状はとくに問題ありませんが、最悪の場合、走行中に車高が低下する恐れがあるとのことでした。

いずれにしてもリコールは「無償修理」なので、消耗品をタダで交換できるみたいでちょっとお得な気分になります。

ご自身のベンツがリコール対象かどうかを検索する方法

なお、ベンツを中古で購入して顧客登録がない場合や、引っ越し後に登録情報を変更していない場合は、リコールの案内が届かないことがあります

あなたが乗っているベンツがリコールの対象になっているか調べるには、公式サイトのリコール検索を使ってみてください。

↑ここに車台番号を入力すれば、その車がリコール対象かどうかが分かります。

なお、車台番号は車検証に載っています。

リコール一覧表で確認する方法

または、メルセデス・ベンツから公式発表されているリコール情報一覧から対象かどうかを確認することもできるので、その方法も説明しておきます。

一覧表から対象車種のリンクをクリックします。↓

次のページで「届出一覧表」と書かれたリンクをクリックします。↓

すると以下のようなPDFが表示されるので、車種と車台番号が該当するかチェックしましょう。↓


以上2つの方法のどちらかで、あなたのベンツがリコールの対象になっているかどうかを調べられます。

リコールはどこで対応してもらえる?

リコールに対応できるお店は、ベンツの正規ディーラー(指定サービス工場)です。

新車で購入した場合はそこのディーラーにお願いすればいいですし、ほかの店舗で中古車として購入した場合は近くの正規ディーラーを探してリコールを依頼すれば大丈夫です。

お店がわからないときは、メルセデス・ベンツ公式サイトのディーラー検索で最寄りの店舗を探してみてください。

ベンツのリコール(無償修理)を予約する手順

なお、ベンツのリコール(無償修理)は予約制なので、その手順も説明しておきますね。

案内が届いている場合は、そこにあるQRコードを読み取って進めると早いです。

ただ、案内が届いていなくても、上記の方法でリコール対象であることが確認できた場合は、以下の手順で予約を進めてください。

入庫リクエストのページへ移行

まず、メルセデス・ベンツ公式サイトのサービス入庫リクエストのページに行きます。↓

顧客登録がない場合は、「ゲストとして進む」をクリックします。↓
メルセデス・ベンツに顧客登録がある場合は、ログインしてから進めましょう。

車両情報を入力

次に、車台番号、ナンバー(登録番号)、走行距離を入力します。↓

入力したら、「進む」をクリックしてください。

ディーラー検索

次は、リコールを依頼する店舗を選びます。
住所を入力するか、地図から選ぶか、どちらでもOKです。↓

候補のディーラーを決めたら、「販売店を選択する」というボタンをクリックします。↓

サービス選択

次にサービスを選択します。
今回は「リコール作業」にチェックを入れ、「進む」をクリックします。↓

入庫希望日時を選択

ここでは、予約の希望日時を選択しましょう。↓

修理作業は長丁場になることもあるので、早めの時間帯をおすすめします。

個人情報の入力

メルセデス・ベンツに顧客登録がない(ログインしていない)場合は、最後に個人情報を入力します。↓

その下にある利用規約の承認にチェックを入れたら、「入庫リクエストを送る」をクリックします。↓

以上で、予約リクエストは完了です。

ただ、そのあとに依頼した店舗から直接メールが届くので、そこでのやり取りが済み次第、正式に予約確定となります。

なお、顧客登録がない場合は、メールで「車検証コピー」の提出を求められるはずです。

ヤナセでベンツのリコールを受けてきた!

知人から「いま部品不足だから、早めに予約したほうがいいよ」とアドバイスをいただき、私はさっそく上記の方法でリコールを依頼したわけですが、案外すんなりと入庫の予約を取ることができました。

というわけで先日、GLCのリコールを対応してもらうためにメルセデス・ベンツ岡崎店(ヤナセ)へ行ってきたので、以下はそのときの様子になります。

無償修理なのでディーラーの対応も素っ気ないかなと思っていましたが、きちんとお出迎えもしてもらえました。

受付はものの1分程度で終わり、キーを預けたらサービス工場で即作業開始です。

今回、GLCのリコールは、コンプレッサ交換に2時間、その後のエアサスの気密検査に2時間、合計4時間という作業内容でした。

その間、とくに代車の貸し出しとかはないので、近くのコメダで時間をつぶすことにします。

さすがにコーヒー2杯くらいで限界だったので、30分くらい早めにディーラーへ戻りましたが、その頃にはすでに作業は終わっていました。

そんなこんなで、とくに問題もなかったGLCでしたが、いちおうリコールは無事に対応してもらうことができ、ひと安心です。

FAQ

FAQ

リコールに対応できるのは、正規ディーラー(指定サービス工場)だけです。
上記の方法で、近くのディーラーを探してみてください。

リコールの対応に期限はありませんが、なるべく車検前に済ませることをおすすめします。

リコールはメーカー保証とは関係ないので、もちろん中古で買った場合も対象になります。

優良顧客でなければ、おそらく代車の貸し出しはないでしょう。
数時間もディーラーで待つのはしんどいと思うので、車2台で行くか、近場で時間を潰すことになるかと思います。

おわりに

というわけで今回は、メルセデス・ベンツGLCのリコール体験談をレポートしてきました。

自分が乗っている車がリコール対象になったのは初めての経験でしたが、何てことはなく、ただディーラーに車を持っていき、無償修理を受けるだけのことでした。

これでさらに安全性が高まったと思えば、車に対する愛着も何となく増したように感じます。

メルセデス・ベンツ岡崎店さん、今回はご対応いただきありがとうございました。

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