「バッテリー切れの車は、そのまま買取に出しても大丈夫?」
「バッテリーが上がっていると、査定にどれだけ影響するかなぁ…」
しばらく放置したためにバッテリー切れを起こした車。
その車を売りたい場合、そのままの状態でも買い取ってもらえるものでしょうか?

こんにちは!
GOODBYE CARの岡田です。
バッテリーが切れた車はエンジンがかからないため、「このままだと売れないんじゃないか」と心配になるかもしれません。
でも安心してください。
バッテリーの状態に関係なく車は売れますし、査定にもほとんど影響しません。
ただし、買取に出すときのちょっとしたポイントがあるので、今回はその点も踏まえて「バッテリー切れの車を売る方法」を解説します。
バッテリー切れの車でも買い取ってもらえる理由
車にしばらく乗らずに放置すると、バッテリーは自然放電してしまいます。
要するに、蓄えられた電気が抜けてしまうわけですが、これがいわゆる「バッテリー上がり」の状態です。
こうなると車は “電源” を失うため、エンジンがかからなかったり、電子機器が動かなくなったりします。
しかしバッテリーが上がっても、車が壊れたわけではありません。
スマホと同じで、充電すればまた動くようになります。


仮にバッテリーが寿命を迎えていたとしても、そもそも消耗品なので交換すれば済む話です。
バッテリー切れ(上がり)の車は買取額がいくら下がる?
では、バッテリー切れ(上がり)の車をそのままの状態で売ると、査定額は下がってしまうのでしょうか?
- バッテリー上がり(再充電が可能)なら、査定にはほとんど影響しません。
- バッテリー切れ(交換が必要)の場合は、マイナス査定になります。
状態 | 査定額 |
---|---|
バッテリー上がり(復旧可) | 影響なし |
バッテリー切れ(要交換) | −2万円前後 |
ただ、バッテリー切れでマイナス査定になるといっても、「交換にかかる費用分」がそのまま引かれる程度です。
したがって、バッテリーの故障だけであれば、車自体の査定額は下がりません。
バッテリー交換後に買取に出すのは損
ではバッテリー切れを起こしている場合は、交換してから車を売ったほうがいいのか、そのままの状態で売ればいいのでしょうか?
前述のとおり、バッテリー故障による査定への影響は、せいぜいマイナス2万円程度です。
一方、バッテリーを交換するとなると2〜3万円はかかります。
バッテリー交換費用 | 査定への影響 |
---|---|
2〜3万円 | −2万円〜0円 |
ですから、もう乗らない車であれば、バッテリーは直さずにそのまま買取に出しましょう。
バッテリー切れの車は出張査定を頼もう
とはいっても、バッテリー切れを起こしているので、車は動かせないはずです。
ですから、このような場合は「出張査定」を依頼することになります。


どこの買取店でも出張査定は無料で対応してくれるので、その点は安心してください。
査定を予約する際は、バッテリーが上がっていることを必ず伝えるようにしましょう。
そうすればブースターケーブルや補助バッテリーを持ってきてくれるので、問題なく査定も進められます。


ただし、ここで注意しておきたいことは、バッテリー云々ではなく、そもそも車の査定額はお店によって全然違うという点です。



この前私が車を売ったときは、一番高いお店と一番安いお店の差が30万円にもなりました。


でも車を動かせない状況で、査定額をどう比べればいいんでしょうか?


このような場合は、『車一括査定』サービスが非常に便利です。
複数社に無料でまとめて出張査定を依頼できるサービスで、条件のいいお店を効率よく探せます。


サービスの流れは、以下のとおりです。
- 申込みフォームに車両情報の入力
- 候補から査定会社を選ぶ
- 選択した候補店から連絡が入る
- 事情を伝え、出張査定の日時を決める
- 各社から査定を受ける
- 条件が最も良かったお店を選ぶ
要は査定額を比較するだけなんですが、それを簡単に行えるのが『車一括査定』サービスになります。
バッテリー切れを起こした車をできるかぎり高く売りたい方は、ぜひ使ってみてください。
まとめ
それでは、今回の内容をまとめます。
車のバッテリーが切れただけなら査定には影響せず、仮にバッテリーが劣化していても交換費用に相当する額が引かれる程度です。
たとえ車が動かない状態でも、出張査定をお願いすれば問題なく買い取ってもらえます。
ただし、相見積もりは必ず取るようにしてくださいね。

