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「車を売るとき、リサイクル料金で返ってくるの？」
「リサイクル券が見当たらないんだけど、どうしよう…」
車を購入する際は、リサイクル料金を必ず払うかと思います。
これは、車を解体する最後のオーナーが負担する費用です。
したがって、廃車ではなく車を普通に売る場合は、リサイクル料金が返ってきます。
ただ、支払済みを証明するリサイクル券が要るので、無くした場合は代替書類を用意することになります。
というわけで今回は、車を売却する際のリサイクル料金の返金について見ていきましょう。
自動車のリサイク料金（預託金）とは
車の所有者は誰でも、自動車を解体するときにかかる費用の一部を負担する責任があります。
その費用が、いわゆる「リサイクル料金」です。
リサイクル料金は、廃車時に払うのではなく、原則、購入時に払います。
ですから、廃車費用をあらかじめ支払っていることになるわけです。（だから「預託金」といいます）
そして、リサイクル料金を払ったことを証明する書類が「リサイクル券」です。
車を買取に出せばリサイクル料金は返金される
ただし、リサイクル料金は、その車の最後のオーナー（解体を依頼する人）が負担する費用です。
そのため、車の所有者が変われば、リサイクル料金の負担責任も引き継がれることになります。
したがって、車を普通に売却するだけであれば、リサイクル料金は返ってきます。
ただし、リサイクル料金は車の買取額に含める形で返金されます。
このように契約書にきちんと書いてあれば安心ですが、リサイクル料金に関する説明がない場合はこちらから必ず確認するようにしましょう。
ちなみに、車を売る際は「自動車税」なども返金の対象になります。
車買取で自動車税は返金される！他の税金の還付ルールも解説 自動車リサイクル券の代替書類を入手する方法
ここまでの説明したように、リサイクル料金は車を購入するときに払いますが、解体されないかぎり、売却の際には相当額が買取業者から返金されます。
そのため、売り手がリサイクル料金を払っていることを確認するために、「リサイクル券」の提出を求められるわけです。
ただ、もしリサイクル券を失くしてしまっても大丈夫です。
車検証の情報さえあれば、リサイクル料金が支払済みであることは簡単に確認することができます。
その確認方法を、以下で詳しく説明します。
まず、自動車リサイクルシステムのサイトにある「リサイクル料金検索」というボタンをクリックしましょう。↓
次に、以下の手順で入力を進めます。↓
- 登録自動車（普通車）か軽自動車を選択
- 車台番号を入力
- 登録番号（ナンバー）を入力
- 「検索」ボタンをクリック
入力が完了すると、次の画面へ移ります。
そこに「預託済み」と表示されれば、リサイクル料金を払っていることを証明できます。↓
その画面の下にある「料金表示」というボタンを押すと、「自動車リサイクル料金の預託状況」という書類が表示されます。↓
リサイクル券の再発行はできませんが、この書類を印刷すればリサイクル券の代わりとして使えます。
ただ、この作業は車検証の情報さえ分かっていれば誰でもできるため、たいていは買取業者（車の売却先）のほうで書類は手配してくれます。
ですから、リサイクル券を失くしてしまっても心配はいりません。
まとめ
車を売る際、リサイクル料金は買取額に含める形で返金されます。
そのため、リサイクル券の提出を求められますが、仮に失くしてしまっても上記の方法で代替書類は簡単に手に入るので問題ありません。
ただ、きちんと返金されたとしても、車の買取額が安かったら意味がないですよね。
リサイクル料金は返ってくるという前提で、なるべく車を高く買い取ってくれる業者を選ぶようにしましょう。
クルマの売却価格は、お店によって数万〜数十万円もの差が生じます。
ですから車を高く売るためには、何社か査定を受けて条件のいい買取店を探す必要があります。
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